武庫川オベリスク


2007年5月12日
坂地(記録)・本多


 タイ・プラナンから帰ってきた本多さんと不動岩へ行こうと電車に乗った。本多さんからタイの話を聞いたり、僕が連休中に一人で行った岩場めぐりの話をしたりしているうちに、武田尾の駅につく直前、廃線ハイクの途中にある武庫川オベリスクを登りに行ってみようと話が決まり電車を飛び降りた。



 トンネルを3つ抜けたところの鉄橋の所から川原に降りるのが近いのだが、降り口の一歩が何となくイヤなので、前回偵察の時と同じく最後のトンネルの手前で階段を下りて、川岸をへつることにする。誰もいないと思っていたら、川原のひさし状の大岩でボルダーをしている2人組に出会った。朝の7時からしているので、今から帰るところだという。こんなマイナーなところに来る人もいるんだと思ったが、彼らが帰っていくと入れ違いに又ボルダラーが2人やって来た。案外有名なのかも知れない。
 ガラガラの急なルンゼを登って岩の下につき準備を始める。まず、廃線ハイクから見える西面を本多さんリード。登る前は終了点があるのかなあ、なんて心配していたが、終了点どころか1ピン目がかけられない。本多さんともあろう人が情けない。それでは、背の高い(本多さんと比べれば)僕がかけてやろう、と登りだしたが届かない。(後にトップロープにしてから、目立つ大ホールドの左にカチが2つあるのがわかって解決した。)仕方がないので北面に移動し、北面を登ることにした。ここも手強い。またもや転進を余儀なくされ、東面(山側)へ移る。ここは完全な垂壁だがいかんせん高さが2mしかないのであぶみで上がる。オベリスクの上は平らで、ボルトも打ってある。こうして、やっとの事でトップロープを張ることができた。

 北面はテラスの手前からテラスに乗り込むところと最後のボルトの手前から頂上に上がる所が難しい。西面は傾斜が緩くなるところまで、手の指4本の幅のホールドが刻まれている(自然にできたのではないと思う)。南面は本多さんが偵察しながら下降したが上部にピンがないらしい。

 機会があればもう一度行って、西面をリードしてみたいと思うが、難点は駅から遠い(1時間から1時間半)ことと、ルートが少ないことです。




(坂地)